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ピラミッド製造シミュレーション研修 (PYRAMID PRODUCTION SIMULATION)
 今回は、新入社員のフォローアップ研修としてPPS研修を実施された例として、セイコーウオッチ株式会社様をご紹介致します。業務でお忙しいところ、同社総務部長の大熊さんにお話を伺いました。

<セイコーウオッチ株式会社様のプロフィール>
2001年7月、セイコー株式会社(現セイコーホールディングス[SHD])の持株会社への移行に伴い、ウオッチ事業部門がセイコーウオッチ株式会社としてスタート。SEIKOブランドを中核としたウオッチの商品企画、デザイン、広報宣伝、販売促進から国内外での販売活動、アフターサービスまで一貫したマーケティング活動を展開している。


新入社員研修とPPSについて
 SHDグループでは、例年、グループ会社に入社した新入社員全員を対象として、入社時に集合研修を実施しています。この研修では、ビジネスマナーやコンプライアンスをはじめ、基本的な仕事の進め方について学習します。その後、各会社に分かれて個別の研修を経て、職場に配属されます。
 このように新入社員の4月はあっという間に過ぎ去ってしまうため、実際に職場で仕事を経験した上で、自分の仕事の進め方や周りとの違いに気付く機会も必要ではないかと考えました。
 そこで、当社では2007年2月に、前年4月に入社した新入社員のフォローアップ研修として、ピラミッド製造シミュレーション研修(PPS)を行うことにしました。以前から、多くの会社で新入社員のオリエンテーション時にPPSを導入されているということは知っていましたが、敢えて、入社から1年近く経過した時点でPPSを行うことで、受講者がどういうことに気付くのか、個人的にも興味がありましたし、入社からの1年間を振り返り、これからの仕事の進め方を考えるきっかけに なってくれれば良いとの思いもありました。

新入社員フォロー研修の位置づけ

研修実施後のご感想は?
 配属先も業務内容もそれぞれ異なる新入社員たちが、入社から1年を経て、どのように成長したのかを確かめる丁度良い機会となりました。また、受講者は、実際に手作業でピラミッドを作り、チーム全員が夢中になって参加することで座学にはない臨場感を味わい、自然と同期である他のメンバーと自分とを比較し、いろいろなことを感じとったのではないでしょうか。
 受講者からは、入社して早い段階で体験できれば、その後の仕事の具体的なイメージをもって業務に取り組むことができたという意見があった一方で、1年の業務を振り返る良い機会になったとの意見もあり、概ね、狙い通りの研修になったと思います。

受講者からは次のようなコメントが寄せられました
チームメンバーとの意見交換の中から新しい発見がどんどん出てきて、発展的な組織活動を体験することができた。
仕事をする上で常に様々な人と意見を摺り合わせたり、目的を共有することの必要性を実感した。
PDCAを繰り返し冷静に検証することで、問題点が発見され改善されることを学んだ。
仕事のサイクルをまわすことの重要性について、もう一度見直すきっかけとなった。
損益計算書の見方、考え方を理解することができた。

今後の課題
 新入社員のフォローアップ研修としてPPSを導入したところですが、まだまだ手探りの段階です。
 階層別研修はSHDグループ全体で実施しますが、仕事に直結する業務研修は各会社で実施することになっています。そのため、各職場とのコミュニケーションを深め、教育・研修に対するニーズを把握し、社員一人一人の仕事の質を上げるために必要な研修を模索中です。


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